あなたの中年の危機はいつ?占星術で特定できる中年の危機の具体的な時期と意味
30代半ばから40代半ばに誰しも通過する中年の危機。
その具体的な時期を割り出すことができると知っていましたか?
中年の危機というのは人生上において一般的に危機的なことが起こりやすい時期とされる時で
30代半ばから40代半ばくらいで起こりやすい危機というのが中年の危機です。
占星術では中年の危機と言われるその時期を具体的にいつなのか?特定することができます。
占星術で分かる注意が必要な3つの中年の危機
占星術では人生を左右するほどの大きな出来事が起きてくる場合については
ほぼトランスサタ二アンの3天体のいずれかがまず関わっているということがほとんどです。
トランスサタ二アン同士が形成するアスペクトとして中年の危機アスペクトがあります。
誰もが通過するアスペクトです。形成されないという例外はありません。
◆ネイタルチャートの冥王星×トランジット冥王星の90度を形成するとき
◆ネイタルチャートの海王星×トランジット海王星の90度を形成するとき
◆ネイタルチャートの天王星×トランジット天王星の180度を形成するとき
3つのすべてが必ず1回1回くるということではなく
この3つのうちの複数が同時形成されてくる場合などもあります。
はっきりとした現象で経験しています。
具体的に解説します
中年の危機のアスペクトの象意
冥王星×冥王星90度(ネイタル×トランジット)
逆境体験が起こりやすく限界的な突破や運命に関わるルートのための方向転換が促されてくるでしょう。
冥王星が変化させるものは強制変化であり意思が通用するレベルではありません。それは運命です。
冥王星が象徴するものは暗闇の中の淵。
その象意どおり感情的な体験をしやすく小さなエゴに執着したりしがみつこうとすると
90度のアスペクトから生じる現象に巻き込まれていく形になりやすく連鎖から抜けることがより大変になります。
手放したくないものを何がなんでも手放さないというそのエゴにしがみつくと負の連鎖に入りやすくなります。
エゴにしがみつくのはやめるといいでしょう。このアスペクトによって冥王星の目覚めが始まります。
海王星×海王星90度(ネイタル×トランジット)
海王星は境界があいまいになるため極限まで果てしなく0から0以下にされるような現象で歯止めが利かなくなります。
ネイタルチャートの海王星が在住するハウスにまず注意するといいでしょう。
そのハウスの歯止めがきかなくなる前に意思でくい止める必要があります。
この際に歯止めの仕方が分かると、その後の海王星作用にも気がつき対応できるようになります。
このアスペクトによって物質概念から自由となり逆境を超えていくところから
新たな可能性が始まっていきます。このアスペクトでは海王星の潜在意識が目覚めるでしょう。
天王星×天王星180度(ネイタル×トランジット)
天王星だけは180度です。天王星というのは土星より外枠にある天体で
天王星のアスペクトでは土星世界の意識から抜けることを意味します。
180度自体が葛藤から前進することを意味するため今までの古い自分の考え方から抜け出し
自立心やその行動を促されるアスペクトです。
天王星の目覚めです。土星世界の価値観から天王星の価値観へと変わっていくときです。
中年の危機のアスペクトの影響の年数はどのくらい?
トランスサタ二アンは公転周期が遅いためトランジットで角度が形成されている場合は長い期間の影響力があります。
中年の危機アスペクトの場合ダイレクトな影響力としては約2年ほどです。
そこから余韻として2年~3年ほどプラスした年数をみておくといいでしょう。
中年の危機アスペクトのまとめ
中年の危機のアスペクトは具体的な時期を割り出すことができます。
それは以下の3つの天体の角度を洗い出すことです。
ネイタル海王星×トランジット海王星90度
ネイタル天王星×トランジット天王星180度です。
ネイタルチャートとトランジットの2重円はこちらの無料ソフトで簡単に作成できます。
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すべてがトランスサタ二アンの角度になるためトランスサタ二アンの象意を理解するといいでしょう。
1回で目覚めるのではなく3段階を経て「目覚めていく」ということです。