久しぶりの投稿となりましたが、皆さま如何お過ごしでしょうか。
天王星が牡牛座に入った当初は消費税が上がり、
そして今は木星までもが牡牛座入りし物価が徐々に徐々にと上がり
サタ二アンのもたらす変化はやはり恐ろしいとすら思う今日この頃です。
天王星はようやく牡牛座の後半の度数にはなってまいりましたため、
双子座への移動が徐々に近づいてまいりました。
天王星は約7年程度で星座移動をするためトランスサタ二アンの3天体の中でも
最も星座移動は早いのですが、それでも牡牛座入りから
流れを見てきた立場としては「まだ牡牛座、長い!」と思ってしまいます。
今回は、記事作成時に「天王星が調停」角度を形成しているため
特に飛行機のことについて過去の出来事を調べてみたところ、
形成していたのはカイトであるのにカイトが妙に不穏に思えたのでした。
今回は「冥王星・海王星・天王星」が形成する小三角について
お話させていただこうと思います。
冥王星・海王星・天王星の小三角の角度
今時代において長期間形成される冥王星・海王星・天王星の小三角とは以下の角度です。
小三角は海王星を頂点とした小三角です。
三角形の頂点は海王星でも天体意図はあくまでも冥王星です。
また、冥王星と天王星は120度を形成しており、
冥王星は水瓶座へ移動、天王星は双子座へ移動、
海王星は牡羊座へ移動するタイミングでオーブを狭めていき
全トランスサタ二アンが星座移動を兼ねて形成されていく
小三角であるということが特徴です。
海王星は牡羊座へ移動するのでエリーズポイント通過時および在住時である
ということも覚えておきましょう。
今時代で形成される小三角は星座移動をしサインをまたがるため3種類あります。
①冥王星(山羊座)海王星(魚座)天王星(牡牛座)→エレメントは地水地
どちらかというと蓄積していく、現物として残していくような傾向がでやすい
②冥王星(水瓶座)海王星(牡羊座)天王星(双子座)→エレメントは風火風
どちらかというと減らしていく、放していく、必要最低限の備えにしていくなどの傾向がでやすい
③は①と②の混合のケース
各単独アスペクトについて
まず、いきなり図形について説明する前にそれぞれの単独アスペクトについて説明します。
■冥王星と天王星120度(風と風)
1920年代に形成された際は冥王星は蟹座、天王星は魚座を通過中でした。
1923年には関東大震災が起きています。
冥王星が蟹座を通過中ということもあり、
各国家や集団社会の中で初めて結成されていく事柄が多くあり
大正から昭和への変遷、国際連盟の発足、印刷を中心にした
マスメディアの形成、家電製品の普及など
大衆社会や消費文化の今日の生活様式の原型が作られていった年代でもあります。
当時は水と水のエレメントなので普及と定着を意味していたのかもしれません。
今時代は星座をまたがりながら小三角が形成される経過をたどります。
そして冥王星は国際、普遍、独創などを表す「水瓶座」を移動していきます。
■冥王星と海王星60度(風と火)
今、生まれている子供達も、この60度が形成されています。
このアスペクトは海王星が関わりソフトアスペクトであることから
物質面よりも非物質面や目に見えない信仰を重んじる世代であります。
パワースポットや神社信仰、神様の話、「霊」という文字がつく話、魂の話などが
受け入れられやすい時代となるのが特徴です。逆にハードアスペクトだと
否定や葛藤が生じやすくソフトアスペクトとは違う時代背景となるでしょう。
■海王星と天王星60度(火と風)
このアスペクトは実務面では非常に活かしにくいアスペクトですが、
冥王星が風に移行し、水瓶座を通過、天王星も双子座の風へ移行していくことを考えると
精神の分野、伝達の分野、文化面の環境が変わりやすく、
これまでの上記の概念が常に刷新されていく可能性があります。
例えば、これまでの芸術文化とは違い電子技術を用いた芸術なども
芸術に仲間入りしてくる文化が入ってくるとか
常に自立精神を要求される環境が続くなどです。
天王星は双子座に入るので各国の基礎的な国柄が含まれた
風変わりで多様、初めて見るようなちょっと変なヘレニズム文化が
生み出されていきやすいともとれます。
冥王星の修復作用は「天王星」へ向けられる
アスペクトには作用の優先順位があります。
小三角が形成される中で最も優先されるアスペクトは冥王星と天王星の120度です。
この120度は何を指すかというと「修復」や「直し」です。
つまりは、一度は挫折したり頓挫した天王星が「立て直しされていく」ということです。
天王星は牡牛座、双子座であることから、特にこの2つのサインに関することは
根本から立て直しをされていくととれるでしょう。
なぜ立て直すのか?についてが冥王星側の意図であり、
それは「水瓶座」が意味する時代へと根本を変えていくために
修復していくともとれます。
水瓶座なので、国際社会、普遍性、個の尊厳のため、という風に
水瓶座の意味を当てはめていくといいかもしれません。
ソフトアスペクトなので継続的、持続的に
じわじわと変わっていくとなるでしょう。
■牡牛座が意味することの一例
金銭、高価なもの、貴金属、才能、所有物、財産、食べ物、芸能、居心地、口腔などです。
また、牡牛座の場合は12星座のうち2番目の星座であることから
集団よりも個人的な環境の快不快という観点を重んじます。
山羊座の冥王星では集団社会へ迎合していく精神であったものが
天王星の牡牛座の通過、および風星座へ移行していくことを考えると
良い側面なら多様性や個人の価値観を重んじる、
その反面としてなら多様性という名の「他者への軽さ、無関心化」へ
直されていくという可能性も否めません。
また、牡牛座天王星期に身につけてきた、蓄えてきた複数の能力などが
双子座への移動によって「伝達する」、「技術技能にする」、「両立していく」
などへ立て直しされていくとも考えられます。
■双子座が意味することの一例
商業、技術、技能、交通機関、初等教育、基礎知識、セールス(営業)、
ゲーム、資格、兄弟姉妹、両立、知的好奇心、
人から人への伝達、アプリ、コミュニケーション、
ニュース、情報、おしゃべり、二股、無責任(責任を負いたくない星座の1つ)など
良くも悪くも双子座が象徴するものは沢山あります。
双子座の性質は比較的「軽くなりやすい」のですが
上手に使えている場合は知識・情報星座なので「多角」です。
冥王星は7年間をかけて天王星双子座の意味することの
立て直しに入るともとれるでしょう。
とはいえ、どの星座も必ず長短があります。
修復といっても直すということにも色々な直し方があるかと思います。
例えば、通過してきた冥王星や土星の山羊座という星座では
「責任」ということを学んでいたとしても
天王星が双子座に入ったとたん、学んできた「責任」というものを
再び放棄してしまい軽薄さが加速することも
冥王星の立て直しの一つに入ることも同じ「立て直し」なのです。
星座や天体の意味の使用は、あくまでもその人自身の本来の基本性質(素)が
露わになっていくこともあります。
そして、もし、自分自身がよくないと思う意味の現象が目の前に現れたのなら
「否定する」「NOと言う」「拒否する」という方法もあるということですね。
海王星が牡羊座を通過することを考えると、精神のほうがまず先走り
「口が先」という風にもなりやすいので少し注意が必要な7年間になるとも思えます。
■星座というと太陽星座や月星座で「私は牡牛座じゃない!私は双子座じゃない!」
という風に考えがちですが、全ての人の中に12星座の性質は入っており、
それは天体だけではなく「カスプ」にも各星座が割付られているため、
本人の素の資質として出てきます。
そのため、どの人の中にも牡牛座の資質、双子座の資質はあるのです。
あとは、各星座の意味する資質が自分の中で分かるかどうかしだいであり、
自分自身をよく理解するために星座の意味を知っていることは非常に有効的です。
小三角になるとどういう意味が生じるのか?
トランスサタ二アンの3つの単独アスペクトが三角形を形成する場合、
どのような意味になるのか考えてみます。
■非常に難解な環境があったとしても、小三角形を形成している期間に限っては
クリアできてしまう可能性がある。
ただし、アスペクトが外れていくと
「もうあの時と同じことは二度とできない、、、」、
「再現できない」という風になるかもしれない。
あくまでも、小三角が組まれている期間限定的な応用発揮になる。
(小三角が組まれているからできるということ)
■今まで全く見たことのないことが生み出されていく。
ただし、サタ二アンが「枠外や常識の範囲外」であることを考えると
その時はそれで良かった、何も起こらなかった、できてしまったとしても
後々、違法性のあることや問題が起きてくることも
同時に生み出しされていきやすい。
ソフトアスペクトの小三角なので、
誰かが助言をしても、誰かが指摘をしても
うわべの形態だけを変えて続けてしまうとなりやすい。
※だから、これまでの冥王星「山羊座」通過で
山羊座について知り自分で「枠外行為」について
気がつけることが非常に大事だったと思われる。
■初めての発見、発掘などに取り組んでいると、
それに呼応した現象が現れやすい。
■次から次へと、両立しなければならないことが出てくる。
しかも、1つ1つがとても難解だとか集中しなければできないことなどで
終わりなき両立という印象の三角形。
■風作用で自然拡大していくか、拡大したとしても
風作用で吹き飛ばされる、自然消滅していくなど。
■議論ばかりが生み出されるなど。そしてそこには怒りや反発も伴いやすい。
■非常に浅く軽薄、テキトー、おしゃべりばかりしているとか、
理にかない非常にしっかりしたもの、常に改善されているものの差が
はっきりしていく可能性がある。(教育環境、企業環境など)
以前、流行った「ファスト」的な印象も受けるが
すごいものはすごいと率直に思える知的要素があるものなども
必ず現象化、現物化するとも思われる。
後者のほうだと水瓶座の固定星座の作用が良い方向に働くともとれ
論理や知的要素が常に増すようにも思える。
前者のほうだと浅さや移り変わりを表すので、
消費的な期限がすぐ切れるものが毎回生み出されていくなど。
地水地のサインに比べると、そこまで固い土台や
堅くて頑丈というようには思えず、
物質もすぐ壊れやすい、故障しやすい、エラーがでやすいとか、
すぐに移行・移動してしまう印象がする三角にも思える。
■生み出しされていくものには論理的視点や理由が
必ず入っている、もしくは求められていく。
いい加減さも強調されてくるように思えるため
最初の段階で虚偽の説明をされている可能性があるので
本当に注意したほうがいい。
■地水地のほうがより営利的印象がするが、
風火風では双子座が商業とセールスを象徴してくる。
少し論理がおかしな印象もするサタニアンや星座の
組み合わせにも思えるため、見極めが大事かもしれない。
■海王星が牡羊座なので「反発反抗精神」は出てきやすい。
正義(熱さ)と客観が強調されたり、使い分けが必要になる環境が訪れやすい。
■非物質的な方法でセールスや物質売買、伝達が行われていく。
■本物か偽物かよく分からない初めてみる偽装、合成写真や写真加工、
物質ではない偽装(偽装請け負いみたいなものとか)などが
沢山、生み出されていくなど。
冥王星は水瓶座なので、もちろん原始的、最古最新、本質的、本物も必ずある。
■セールスにおいて、とても知識が浅いとかテキトーなセールスと、
そうでないものの差が激しいかもしれない。
ただし、理論や知識が強調されすぎて、もっと簡単で単純、
根本的なものがいいともなりやすい。
■山羊座期や今、積み重ねられている「教育」の怠慢の差が
思ってもみない形で表出していくのではないかとも考えられる。
教えていない、もしくは自立任せ、オンライン任せにしていることで
色々起こるなど。
※一応、理由としては、そもそもの水瓶座の土星木星の
グレートコンジャンクションの中に教育の意味が象徴されているため。
(双子座が初等教育を意味するが教育というのは
小中高の学校教育だけを意味しているわけではないと考えられる)
■トランスサタ二アンの強制環境下に振り回されやすい。
■天王星と冥王星の120度が色々な形で出るのではないかと考える。
例えば
・とにかく一人で徹底的に頑張る、仲間がいようが距離をとる
・愛情よりも友情を重んじやすい
・グループ活動は多彩で国際的
・最高権力者(冥王星)と共に常時やりとりを行いながら何かを生み出していく
・どんな権力所持者と出くわそうが、常に客観的な視点
もしくは反抗的視点を持ち合わせている
・自分にあまり関係のない知識、情報、近所づきあいなどは
あまり持たずに極力減らしていくなどの傾向になる
・難解さはありそうな小三角には見えるが、このアスペクトが外れた時は
濃いようで実は中身はあまりよく分からなかったともなるかもしれない
・難しすぎてよく分からない理論、信仰、考え方でも、
それなりに環境に合わせていくことができるが
知らなかったということで何かに巻き込まれていくこともありそう。
・常に工夫が要求され、その環境が工夫や応用技術を生み出していく
トランスサタ二アンの小三角はいつ頃まで形成されるのか
肝心の形成時期です。
トランスサタ二アンの小三角はいったいいつ頃まで形成されるのかを調べてみました。
現時点でも既に形成されており、逆行順行を通して
オーブを外したと思ったら再びオーブを狭めていくなどで
小三角は繰り返し形成されていきます。
3天体が最もオーブをタイトに狭める時期は2025年8月21日頃~9月の秋分位です。
牡羊座1度の位置です。
そして、その際には土星が海王星とタイトな合になり
策謀アスペクトが組まれます。スパイのような合です。
通常ではあまり考えられないような通過とアスペクトを形成していきます。
上記期間のヒントをもとに、ふと何かを思いついたかたは
自身のネイタルと重ね2重円、3重円チェックをしてみるといいでしょう。
既に見終えた私の感想↓
最終的にいつ頃まで形成を繰り返していくのかというのは
オーブの範囲をどこまでとるかによって見解が変わりますが、
2031年の春分あたりまでは図形作用が働くととれるでしょう。
長いですね。