メジャーアスペクトとマイナーアスペクトの違いはナニ

Q&Aメジャーアスペクトとマイナーアスペクトの違いは何ですか

占星術においてアスペクト理解は重要項目です。座相(角度)がアスペクトです。

「占星術」というと12星座占いが一般的に世に定着しているため星座が最も重要であるととらえられがちですが

星座というのはあくまでも「特徴づけ」にすぎません。出来事というのは星座で起きてくるのではなく角度に従って起こるのです。

角度は何もネイタルチャートだけではありません。様々なチャート上で必ず作られてくるのが角度であり、それを読んでいく必要があります。

メジャーアスペクトが分かってくると、次なる進みとしてマイナーアスペクトについて知りたくなるかもしれません。

メジャーアスペクトとマイナーアスペクトの違い

メジャーアスペクトと呼ばれるものは5つです。

■0度(コンジャンクション)
■180度(オポジション)
■90度(スクエア)
■120度(トライン)
■60度(セクスタイル)
メジャーアスペクトの作用は分かりやすいという特徴があります。
例えば、占星術を知らなかったとしても、いつも同じような出来事とかパターンが繰り返されているなと自分でも感じることができる範囲で作用してきます。
なので、占星術を知れば、今まで薄々おかしいなと感じていたことやパターンなどに対しアスペクトで根拠が分かってくるとなります。
一方、マイナーアスペクトは作用が分かりづらいです。
分かりづらい中でも、知識を知ると、分かりやすいものと、そうでないものがでてきます。
あくまでも個人的な実感ではあるので参考になるかは分かりませんが、作用しているのが分かりやすく意味も理解しやすいものを挙げるなら、この3つです。
■150度(クインカンクス、インコンジャクト)
■135度(セスキコードレイト)
■72度(クインタイル)
上記の3つは、知識さえ入れば、現実の中で確かに作用しているというのが分かりやすいように思います。
150度のクインカンクスやセスキコードレイトについては実際の出来事として確かに起きてきますし、精神力というところでも自ら実感できると思います。
135度をポジティブに解釈している方も多いですが、そうとはなかなか言えないところがあります。
精神性ということを考えるならば135度よりも他のアスペクトのほうがより良いとも言えるアスペクトです。
次は、意味は知っていても分かりにくいと思うマイナーアスペクトです。
45度(セミスクエア)
30度(セミセクスタイル)
この2つについてはマイナーアスペクトで作用しているのかメジャーアスペクトのほうで作用しているのか、なかなか分かりづらい所があります。
最後は、知識を知っていれば自分に働いているのがなんとなく理解できるマイナーアスペクトです。
■51.428度(セプタイル)
■40度(ノバイル)
■36度(デサイル)
■144度(バイクインタイル) など
マイナーアスペクトは種類がたくさんあります。もしかしたら私達が知らないものも、まだまだあるかもしれません。
マイナーアスペクトのほうが、内在している精神というものをより示すものが多いように思います。
上記の4つは知識を知るならば「確かにそういうところがあるから納得する部分はある……」と思えるようなマイナーアスペクトです。
知らないと実感しずらいため、本人も気づかないままかもしれません。
40度については、占星術ソフトにでてこないものが多いです。その場合、まず自力で割り出しましょう。
天体の位置から、そのまま10度ずつずらしていけばよいのです。それを行ったらハーモニクス9調波で確認します。
9なので射手座領域であり本人の精神性を表してくるのが40度です。
それらはハーモニクスで納得し、40度でも納得することができます。135度よりも非常に本質的です。
40度を形成していたとしてもオーブ差によってハーモニクスでは離れてくる天体もあります。
ハーモニクスではオーブしだいで天体位置がどれだけ離れてくるかを確認することができます。
36度と40度は近いのに、たった4度でアスペクトの意味が異なります。
マイナーアスペクトの知識が入ると、後々、学んできた様々な観点が一つ一つ繋がっていき、総合理解していくことができます。
応用項目はどれも難しいですから、学んだらすぐ分かるとはなりません。
アスペクトについては学んでから1年ほどよく分からなくても大丈夫だと私は言っています。
作用は分かったとしても、どう解釈していくかが難しいはずです。
アスペクトから一つの解釈を導きだそうとする場合がありますが、アスペクト解釈というのはそうではありません。
一つの天体角度からいくつも現象がでます。
分かりやすくいうと、いくつも出してみた解釈を自分でまとめあげていくと思うといいかもしれません。
見たり読んだりする側は、まとめあげたものを目にしているので、だから答えがまるで1つのように見えるのです。
アスペクトはいったん理解したと思っても、解釈本を読んだ瞬間、実はすぐに忘却しているのが普通ですから
何度も復習したり、本などを読む前に、まず自分で天体象意と自分の現実から考えてみるなど定着方法を自分なりに工夫していくことが大事です。
メジャアスペクトとマイナーアスペクトの違い

メジャーとマイナーアスペクトを覚えていくコツを度数の順序から考えてみると

「進む」というのは、新しい知識を次から次へと学んでいくことが「進む」ということでもありません。

それは、度数について理解をしていくと分かります。度数の順番を考えると躍動する度数の次は、その躍動性を落ち着かせたり停止させたりする度数へとつながります。

例えば、海王星がうまく扱えていないと頭の中での空想やイメージが優先です。現実をとらえての着地がうまくできなかったり

最後まで形にするとか、完成させることが難しく中途半端になったりするとなるわけですが

躍動を抑えるというのは、いわゆる着地のこと、現実に立ち還り地に足をつけるということです。

着地ができるというのは現実であり実際性なわけですから、落ち着き、安定し、定着させていくことが自分自身でできるということです。

自分で着地を意識しない場合は、逆行があることで無意識的に実際性に戻る時間というのが確かにあるにはありますが

天体順行の際にも「着地」というのは常に意識しておくほうが、より進むと考えるといいかもしれません。

つまりは、マイナーアスペクトを理解したら、メジャーアスペクトに戻る、メジャーアスペクトを再び定着させたら、再びマイナーアスペクトを知るといった風にです。

この反復が何度もされていくと、非常にどっしりとした土台としてアスペクトの理解や知識がより身についていき、それが「進む」ということに成り得ます。

単体の知識が進むというよりも、全体が進むことのほうが本当の進みということですね。

まとめ

一言でいってしまうと、メジャーアスペクトは作用が分かりやすく実感しやすい、マイナーアスペクトは作用が分かりづらく実感しにくいです。

けれども、知識が入るとマイナーアスペクトも意識していくことが可能です。

また、マイナーアスペクトのほうが、内在している本人の精神というものをより示すものが多いように思います。

私の場合は、中年の危機の際のチャートを見てみると、150度が5つ、さらにそこに135度のセスキコードレートが5つも加わり、出来事の大変さがチャートからも理解できます。

その時は、占星術を知りませんでしたから150度や135度は困難や怒りの意味が出来事の中にストレートに多々でていました。

もちろんそれらはマイナーアスペクトだけではなくメジャーアスペクトが主になり混在しています。

けれど、占星術を知ったので既に150度の使いかたや135度について使いかたを丸変わりをさせました。

チャートを振り返れば、今だったら、150度はもっと上手に使えていただろうと思います。

ただし、よく、ハードアスペクトや幾何学図形類をあまりにもポジティブにとらえすぎているものを拝見しますが

ハードアスペクトはソフトアスペクトではありません。また、ソフトだったらいいともなりません。

アスペクトには注意点がありますから、それらも含めて的確におさえていくといいでしょう。

マイナーアスペクトが分かると、角度の近いアスペクト(135度と144度、150度など)に対して、こっちの天体とはこうなのだけど、こっちの天体とはこうなんだよなとアスペクトによる微妙な働きの違いを押さえることができるようになります。

>西洋占星術 基礎総合講座 全6回

西洋占星術 基礎総合講座 全6回

西洋占星術の基礎知識である 星座(サイン)、ハウス、天体 角度(アスペクト)の意味を総合的に 学んでいく少人数制のレッスンです。