太陽回帰図は太陽を生まれた位置に戻した際の天体配置を示すトランジットチャートです。
誕生日とぴったりの日にちと時間に太陽が生まれた位置に戻るということはほとんどありません。たいていはその日にちの前後だったり微妙な時間差のなかで太陽の度数があわさります。
太陽回帰図はトランジットチャートのため、チャートをどの経緯度で出力するかどうかはいくつか選択肢があります。
必ず出生地で出すとか必ず居住地で出すといった固定された定義自体はありません。定義は占星術師によって異なると考えるといいでしょう。
もしもひとつの答えに走る癖がある場合は、すぐさまどっちなんですか?どっちが正しいのですか?とただの1つの答え探しにこだわるだけではないでしょうか。
もともと定義がないものに答えがあるのか?について考えてみるといいと思います。
どちらで出力すればいいか?ということに迷走するのではなくて
出生地と居住地でまずは自分で両方出力してみて、どのくらい違いがあるのか?を確認してみることをおすすめします。
出生地と居住地が近い距離なら特に変わりはないのですが
出生地と居住地の経緯度の差が大きいようであればハウス位置が少し変わります。
ハウスの位置が変わる場合は1年とか2年かけて複数の選択肢を出力してみながら
自分の現実に当てはまるほうを選択していくといいかと思います。
現在の居住地で出したい場合、経緯度を変更する必要があります。
アストロディーンストで太陽回帰図を居住地で出力する手順
出力手順①~チャート完成まで
「出力データーによるいろんなチャート」をクリックする
②画面中央部のユーザー・プリファレンスを開き「データーを変更」を押す
③「出生地で計算」の☑をはずし国と町(市町村)を入力する→「続ける」をクリック
※このアストロの画面で「計算場所の重要性」について記載があります。
参考として一読するといいかもしれません。
④ユーザー・プリファレンスで入力した居住地のデーターが入っているか確認
⑤チャートタイプを「太陽回帰図」にし出力したい年数のみ入力する
⑥出力完成。出力されているデーターを確認する