占星術の180度の使いかた。オポジションはどう乗り越えるのか?

占星術の知識においてアスペクトは命

占星術ではアスペクト知識が命です。

なぜなら占星術とはまずアスペクトを読むことだからです。

 

そのアスペクトが根拠でありアスペクトの意味が分からないと

それは直感で読んでいるとなります。

 

今はネットで簡単に意味が調べられてしまうので

占星術を学んだとしても調べたら良いことが書いてありますし

分かった気になるのですが
それはハードアスペクトならば

意味が逆転してくるということをまだ知らない段階です。

 

わたしもその経過を経ており

アスペクトの最初の理解まではとても時間がかかりました。

ハードアスペクトの中でも180度は90度ほどは難しくありません。

180度を越えられないのならそれはあなたの「勇気」が

ただ足りないだけだからです。

180度はハードアスペクトなので障害は入りやすいです。

けれど乗り越え方は90度より難しくはありません。

 

180度というのは本人の問題なのですが

180度で「逃げた実例」を私は実際に見てきました。

90度と異なり180度については他者ではありません。

自分自身の中の問題です。

180度とはハードアスペクト

180度とはまずハードアスペクトです。

90度とは作用がまったく異なるので

現実の現象も180度と90度とでは出来事のでかたが全く異なります。

180度を意識して上手に使えた場合や乗り越えた場合は

必ず前進をしていきます。

180度を使えないのなら現状維持

180度を上手に使えないのなら前進せずに現状維持です。

90度と違うのはそこから0になるということはあまりありません。

0になるのはTスクエアなどが一緒に組まれて90度が入っている時です。

 

では、日常に置き換えてみましょう。

日常でどう180度を使いやすいか?というと

たとえば、ある日、人から何か言われたりすると

どうしようかなと思い悩むことがあると思います。

 

180度というのは自分の中で勝手にイメージして思いわずらい

葛藤にし自分で緊張感を作りだしてしまうのです。

つまりは自分で悩みにしてしまうのですね。

 

悩みに悩んだあげくその緊張に疲れ果てて

「やっぱりやめた」となりやすいものが180度です。

この行動パターンだと悩みに悩んだことを

外に何も推しだしていませんから180度を飛び越えていません。

だから現状維持です。

つまりは180度の超えかたというのは

自分で外に押しだすか押し出さないか?勇気の問題にすぎません。

 

180度が90度と違い乗り越えやすい理由は

180度というのは単なる自分の中での内面葛藤で

そこに他者からの邪魔などはあまり入りません。

他者が入るのは葛藤するその前段階の時点です。

「自分自身が乗り越えられなかった」とはっきりそういえるのは180度です。

 

その乗り越えられない理由とは

「勇気」が足りないや何かの障害が勇気の邪魔を

してくることもあるでしょう。

けれども何度もいいますが、その障害や邪魔の乗り越えかたは

90度ほどは難しくはないのです。

確固たる意志がなく単なる意思の弱さだったり

損得勘定の問題だったりもします。

 

勇気の学びとはおひつじ座ですが何においても始まりとは

「勇気」が大事であり、それを外に押し出せないのなら

始まらないということを教える星座です。

180度が使いこなせていない場合は

この外に押し出す勇気の意味をまだ理解していないのかもしれません。

この押し出しを発揮したときは何かしら進むことができます。

それが180度です。

>西洋占星術 基礎総合講座 全6回

西洋占星術 基礎総合講座 全6回

西洋占星術の基礎知識である 星座(サイン)、ハウス、天体 角度(アスペクト)の意味を総合的に 学んでいく少人数制のレッスンです。