占星術の星ぞら2020年10月の星読み&星の動き

占星術の星ぞら2020年10月の星読み&星の動き

10月の星読み&星の動きです。10月は4日に山羊座に在住している冥王星が順行へ戻ります。

冥王星逆行中に各々の現実の運命の今後の進みの調整が行われたと思うといいでしょう。

ご自身だけではなくて身近な周囲においても強烈な出来事を経験した場合はその象意をよく考える必要があるかもしれません。

「あなたが表現したい表現は本当にそれなのか?」。天王星の逆行は見直しをかけていきます。

水星は10月14日 13:31ころに留となり蠍座で逆行へ転じます。牡羊座で火星逆行も重なります。厳しい象意で現実が変わっていく場合もあるでしょう。

蠍座で水星が逆行するため、感情で使う水星よりも「深みにハマるような勉強や新たな学び」の機会が既に作られている場合はラッキーだと思うといいかもしれません。

過去における「牡羊座」に関わる選択によって今後の未来は少しずつ、しかしながら非常に大きく変化をみせていき始めるでしょう。

その時は良かった!と思ったものが時間の経過で各々のネイタルチャートのハードアスペクトの蓄積が水面下でなされていると思うといいかもしれません。

それが過去と現実と、そして未来の時間軸へとつながっています。

着々とした何回にも渡っていく、まるで備蓄のような「逆行」は非常に現実的だと思います。

最終的な大きな「見直し」が開始するその手始めの期間となっていくでしょう。

ハードアスペクトの象意が2~3年をかけて蓄積されていくような始まりとなっていきます。

蠍座水星期間が既に初めての勉強やはじめての学びの期間に充当している場合は蠍座の探求が非常によい探求力へ向かいます。

火星逆行中に始まっても、素早くすぐ終わるものもあります。

継続するものについては天体が順行から逆行へ向かう後々の半年ぐらいを目安に環境は再びガラッと変化を見せていくでしょう。

蠍座の時期だからできる「探求」。他の星座とは異なり「感情」で使うのなら意思疎通を図らない本人の単なる自分勝手な思い込みへと変化し

「知識」で使うのなら知識の深淵な成長へと変化していきます。

活かしかたとこれまで選択してきたことによって何倍もその後の現象が変わるのでしょう。

また、水星逆行中はこれまでの流れから生命や生きる時間、命や死というものにも深く考えていくような意識にもなりやすいでしょう。

水星逆行

水星逆行は1年のなかでほぼ同じ元素のなかで逆行する 占星術において逆行知識は重要です。逆行と順行では起こる現象や意識はだいぶ異なるからです。 逆行のなかでも水星は4か月に1回ほど逆行するので逆行回数が最も多い天体です。 水星逆[…]

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2020年10月のホロスコープチャート

10月2日ころまでの牡羊座満月の前後

10月2日に牡羊座で満月をむかえます。太陽のみが天秤座へ入り水星は既に蠍座へ入っていきます。

持続をしていく関係性と、新たに切り替わる関係性に強い強制力がかかります。ご自身の好きな世界やグループ活動については非常に安定した進みを見せていくでしょう。

行動が何度も変化していきます。牡羊座火星のため「いきあたりばったり」に初めて巡り合うものも増えていくでしょう。

11月中旬までははじめてのことにどんどんチャレンジしていくことや、過去に「やりたいな」と少し思っていたことなども8割~9割程度現実になっていくような非常に現実化が高い1か月弱になります。

現実にはなりますが、すぐ熱が冷めるものもありそうです。

持続していくものについては、まるで「飽きないように」と言わんばかりに半年後には天がガラリと環境を変えていくでしょう。

2重、3重、4重の組み合わせで最短距離、かつ、長い進みの変化が一気に組まれていくタイミングとなるでしょう。

10月2日ごろから10月10日の前後

10月10日の朝に蟹座で下弦の月をむかえます。10月の最も大きなターニングポイントになります。

ICの魚座が小さなものへ集中し、邪魔が入らぬよう力が分散しないような土台が組まれていきます。

オーブは広めですが活動星座のグランドクロスが組まれていきます。

同時に水のグランドトラインも組まれるため情緒に関わる表現や深い勉強については非常に安定した進みをみせていくでしょう。

台風の目のように外からのものに巻き込まれながら現実が進みやすいです。はじめてのことがとにかく外から次々とやってくるでしょう。

あれやこれやと行動が早いスパンで切り替わり忙しさもピークになるでしょう。ただし、まだまだ木星は冥王星へと近づき中です。

初めてのことが何重も重なりながら新たな現実や関係性が始まっていくでしょう。お仕事における関係性は非常に発展的です。

10月10日ごろから10月17日前後

冥王星と土星を頂点にしたTスクエアが組まれます。

ここで一気な基盤替えが行われていきます。水星は14日から蠍座で逆行へ向かいます。非常に大きな突破となるでしょう。

一方でトラブルごとも必然的に起こってくる場合もあるでしょう。冥王星と火星がオーブ0の90度になります。

突然の中断、中断しても次の事柄がすぐ来る、といったように変わるがわる変化が起こります。

本性が露わになりそうな8ハウスの蟹座の下弦の月です。公私で普段から顔が変わりない場合は情や思いやりに助けられる基盤になります。

自分の本性にあっているものに恵まれていくでしょう。

この近辺の出来事については、現実になる「突破」で現象が出る場合であっても、そして、突発的な激烈な怒りで現象がでる場合であっても、中断や終了で出る場合にせよ、どれにせよご自身の意思ではなさそうです。

水星逆行が開始する「留」も関わります。

ご自身の能力や才能に関わることで非常に運命的な「人、モノ、コト」との出会いが突然に訪れやすいときになるでしょう。

今すぐというよりも未来の時間軸で再び関わるようなモノと出会いやすいです。

火星の使いかたしだいで現実の心地よさが変化していく流れになります。

これまで地道に努力してきた基盤は地のグランドトラインによって恵まれていく方向へ向かいます。その基盤は崩れません。

むしろ過去の「牡羊座」の星座象意で行き当たりばったりで選択してきたものが非常に強い葛藤を作り始め基盤が徐々にあいまいに、そして脆くなりはじめていきます。

相変わらずの忙しさになるでしょう。対人関係のトラブルが起こりやすく、それによって「辞めた」という突然の転換にもなりやすいです。

いくつかある基盤の中で「突然、辞めること」もでてきそうです。そのまま継続するものも重要な「基盤」の表現となるでしょう。

現実の上がり下がりが極端になりそうな時で人間関係性で緊張感や悩みも出てきそうです。

そんな星の配置の中でもしも環境が恵まれている場合については「水星のはじめての未知の探究」へ努力を向けている場合であるでしょう。

10月17日ごろから10月下旬ごろまで

10月23日に水瓶座で上弦の月をむかえます。

関係性には水面下で葛藤を作り続け蓄積していきます。主観で現実に見えるものと内面はどうやら異なるようです。

自分に嘘をついてこない日々を送りつづけている場合は、むしろ関係性に助けられていきます。

キャリアがある人たちや年上の人たちに囲まれながら自己表現が進み磨かれていくでしょう。

やりたいことがはっきりしてくるような下旬になります。

10月のチャート図

2020年4月新月満月のホロスコープチャート 2020年の4月の新月・上弦の月・満月・下弦の月の各チャート図です。どうぞお役立てください。 2020年4月1日 19:21 かに座上弦の月ホロスコープチャート 2020年4月[…]

新月満月のホロスコープチャート
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西洋占星術 基礎総合講座 全6回

西洋占星術の基礎知識である 星座(サイン)、ハウス、天体 角度(アスペクト)の意味を総合的に 学んでいく少人数制のレッスンです。