この記事は占星術コラムです。
2020年の5月7日さそり座♏満月でした。満月の余韻みたいなものは数日つづきます。
決して満月のその日だけが影響があるとはなりません。今回のさそり座満月も本当に分かりやすく現象がでた人も多いのではないでしょうか。
さそり座に関わる現象って本当に大変だなと実感しますから太陽や月がさそり座の方々は他の星座よりも内面がずっしり重いかもしれません。(特に太陽や月、金星が蠍座の方々はご自身の現象から察知してみてください)
というところで蠍座♏満月のいったい何が強力だったのかを考えてみるとふたご座のドラゴンヘッドは特に顕著だったように思えます。
ふたご座ドラゴンヘッドの威力
今回のさそり座満月の強力さというのはふたご座ドラゴンヘッドの度数の威力が強力だったように思います。
金星もふたご座で次の新月もふたご座のためふたご座の力は確かに強いわけですが度数から考えるとふたご座のドラゴンヘッドの意味がそのままなので相当強く働いているともとれます。
ドラゴンヘッドのハウスだけで見てしまうとまったく違う解釈をしがちです。
このドラゴンヘッドによって見えない力についてさらに理解が深まった部分があった人もいるのではないでしょうか。
ふたご座というのは「情報」を指します。ふたご座が意味する情報とはその時の流れにあわせた情報です。
今回ふたご座のドラゴンヘッドの度数は29度。29度というのはふたご座の最終段階を意味する度数です。度数をみていくため、ここにプラス1度を足し30度となります。
情報を通じてふたご座の悪い面がでてきます。この30度によってサインの対象に対して興味を向けなくなるというのが30度。それは今までとは真逆を意味します。
ということはここでふたご座的な「情報」や「知的好奇心」「軽いつながり」というのは、まるでみっともないくらいの「飽き」を示し真逆の転換をむかえるでしょう。
ふたご座というのは「飽きやすい」のですがその面がドラゴンヘッドの30度ではっきりと示されてきた人もいるのではないでしょうか。
30度の威力というのはこういうことかと私も実感しここ数か月の星の現象は本当に分かりやすいです。(金星も双子座でハードアスペクトなのでより飽きやすく好みが変わるとき)※金星って好みなのでいかに浅いかが分かるかと。
かつては決意した確固たる決断も時や心、環境とともに変化していく。
決断というものは時を経たら実際は無意味ということも理解できるのとそれによって現実というのは自ら実行実践を優先するほうが大事であると星が教えるというのも山羊座木星らしいかと思います。(他人が実行実践するのではなく自らの実行実践です)
不動のさそり座の変わらないものへの確信
では、このふたご座のドラゴンヘッドによって変わったものと変わらないものがあるはずです。変わらないものというのは軽い情報や何かの浅いものなどにはあまり左右されていないはず。
変わらないものというのは「見えないもの」でありそれは、さそり座の満月が象徴するでしょう。それは時間をかけながら固めていくことでもあり変わらない知識や固い信念とも言えそうです。むしろそこは変わってはならない部分だともいえるでしょう。
このさそり座満月でブレないもの。不動宮であるさそり座は見えない力への確信を与えてきたでしょう。
数々の社会現象も、あなたの中の人生の進みや現象も他者のなかに出ている現象も、その配置どおりであるということをコミュニケーションの中で実感しながらふたご座ドラゴンヘッドによる「流れにあわせた情報」によって未来への情報も届いたはずです。
ふたご座ドラゴンヘッド未来への点を意味する期間へ
満月の蠍座というのはどちらかというと「深い過去」や「秘密」や隠しごと、好きなことにのみ一点の深みにはまっていくことを象徴していきますがドラゴンヘッドは「未来」を象徴します。
ふたご座にドラゴンヘッドが在住するのは2022年の1月19日までです。それまでで起こる現象は、特にまだ線ではつながらないでしょう。
線でつながるときを少し楽しみに待っていくという期間になりそうです。ふたご座と組み合わさったドラゴンヘッドらしい未来への知的好奇心。
あなたに来た情報を頭に残しておきながら悲観的にならず生きていることの現実に何かの楽しみを見出しながら進むといいでしょう。「あなたは今は生きている」からです。
現実で確認をした見えない力の学びの続きへ
異次元の世界やゲーム、人形の世界、男性が男性を好き女性が女性を好きでも、べつにそれでもいいのではないでしょうか。
それを否定したところであなたの人生とはあまり関係のないことを人はなにかと否定しているにすぎないのではないかと思います。
(相手に嘘をついて不倫をしているほうがよっぽど不誠実ではないでしょうか)
見えないものへの学びはまだ続きます。星のとおりにしかなっていない。蠍座満月では見えない力の確信の完成です。
その見えない力を信じるか信じないかはその人しだい。
信じるとは肯定面に偏るのではなくてそこに書いてある見えない力の陰陽をすべて承知して何が起きようがブレない心を築いていく。
見えない力を現実の目で確認確信をできた人は次の進みにゆくでしょう。
あなたが確信をもった知識や技能を更に切磋琢磨し伸ばしていくためにもうひと段階昇っていく転換が必要であるでしょう。
勘や直感だけではなく「知識や技能を現実世界に使うこと」です。
風の星座というのは情報に流されていくものではなく「知識を持ち使うこと」と「根拠や理由」を意味するでしょう。
星座のエレメントから考える変化しやすい兆候とは?
知識の中には風によって風化していくものと変わらないものが必ずあります。
まずエレメントでいうと火は地へと変化します。最初はもっていたやる気なども地の「現実」の性質へと変化します。
さらに風は水へと変化します。風の星座が表す知識が風化してしまうのは特に水(感情=つまりは飽きや快不快)に変化したときです。
知識(水星)というのは本来「水」に左右されるものではないというのもこの風から水への変化のしやすさで納得できるかと思います。
知識と情報の区別のしかた
知識というよりも知識風の情報のほうがたしかに多いですよね。知識というのは「知って認識すること」。
知識なのか?情報なのか?を区別する必要があるかなと思います。その区別のしかたですが情報は疲れますが知識なら疲れないはずです。
※医療になど普段なんら関係していない人達がああだこうだと解説しているのも客観的にみて「流行の情報」ということに色々と気がつくはず。
知識とはどういうことが知識なのか?
知識を知ったら現実世界でそれは本当にそうなのか?と批評眼を持ちながら自分で認識確認をしていくことまでが知識ということですが知ることだけで終わっている人も多いですね。
批評眼というのはおとめ座ですが、おとめ座の批評眼は知識や情報に対して的確に批評していくという役割があります。
知識を学ぶときは忘れてはならない力ですし批評眼は考える力とも直結してくるでしょう。
というところでも風の星座とか知識ってなんだろう?ということについて考えてみるといいでしょう。
基本的にふたご座が表す「人から人へと伝わるもの」の伝達は知識自体や考える力はほぼ低下していくものです。
自分自身で向上心をもって本を読んだり知識習得や技能の習得をしていくことが大切ですね。
それは必ず時間をかけて身につけていくものであり一石一夜では身につかないものだと思います。
ふたご座の「情報や知識への飽き」というのはまだまだ時間の経過とともにやってきますが、それとともに方向が変わっていくので「点」にすぎないでしょう。まだ線にはならないと思います。
とくにドラゴンヘッドがふたご座へ入る期間については情報だけを収集し技能が身につかないともなりやすいときです。
それは後の時間になって分かることでしょうがふたご座の場合はあまり後悔せずに、楽しかったな~幸せだったな~で納得しやすい。(その時は分からないということが多い)
なので高額商品系の知識とか情報等にはよく考えてから判断してねとなります。
地の星座からみたら何だこれ?というものにも風の星座は納得してしまいやすいからですね。
星座によって重視する価値観は全く違うということ。ちなみに地の星座は「数値盛り」や「誇大」ということには信用を示しませんが風星座の場合は盛りに対し罪悪感も強くなく数値表現に乗っかりやすいです。
なのでみんなフォロワー数集めに必死というのも風どおりなのでここから2年はさらに今まで以上かもしれません。
裏では様々な理由をつけながら数値や理由を盛っていたということも蠍座満月で明らかになったものがあったかとも思います。(けれどその考え方が後々後から大きなものが崩れていく要因となりやすい)
人から何を言われても証明できる根拠や証拠をもっておくといいでしょうね。
本来の地の星座なら数値盛りという事実の根拠でまず信用しませんね。地の星座なのに数値盛りを許容していた場合、必ずどこかのタイミングで星に正されていくと思います。
風のでかたも人により少し変化してきているかなとは思いますが水瓶座自体は「収集」は意味しないですね。