占術家に対する意見

身体や健康について話す占術家について思うこと

あくまでも個人的な意見ですので、意見は求めませんし、どう思おうが個人の勝手なのですが、占星術には星座に対して身体の部位が具体的に割り当てられています。

健康関係に興味関心が強いかたが増えている昨今、時折、占星術における身体や病気に関することや人の死について聞かれることがあります。

基本的にそれらについては、まず個人個人のナーバスなことであることは自覚できることだと思います。

星座の象意やハウスの象意、時には天体などにも体に関わる象意は、たしかにありますが、私自身は身体に関わることに対して、まず専門ではありませんし

身体関係の実務の経験もなければ、携わる日々がそもそもないので、それらがアスペクトと関わり、どういう経過をたどっていくのか発表や発言に至るまでの根拠がまずとれません。

専門機関で身体や健康に関する知識や実務というものを学んでいませんので、質問を受けたとしても、他者の身体の経緯に携われる機会がなく根拠がとれない理由からまずお応えしていないということと

身体に関わることを顧客に伝えたいということを言われたとしても、根拠や研究成果を自らとった上で、慎重に答えていく必要があるのではないかということを回答しています。

以前は占星術で体や健康のこと、病気のことを占いらしく伝えることをしても問題がなかったかもしれません。また、最近は病気についても本人が自ら人に見せたり、情報収集がしやすい状況や、病気の経緯が宣伝や広告目的に使われ、病気や他者の死を無知な素人が興味本位でとらえられていく風潮は否めません。

実際に、今もTV等で占術家は昔と変わらずに簡単に答えている人もいます。どこどこが悪いですね、言ったことが当たっていますと。

倫理よりも、当てることが占い師としてすごくて素晴らしいとされがちです。

しかし、数年前にキュレーションサイトによるまとめ記事で、医療や専門に関わっていない人間が、健康や身体という人の生命に関わることについて

根拠のないことを安易に記事にし、発信していることが社会問題になったことは、多くの人が承知していることだと思います。

その根拠のない記事については、霊能や占いについても指摘されていたことは御存じだとも思います。

 

それ以降、健康関係に関する情報の取り扱いや発信については、専門機関に携わっていない人間が、安易なことを言わずに重々に注意を払っていかなければならないことというのは、どんな分野であろうが発信者ならば、今や当然として持っている意識なのではないでしょうか。

また、医療や身体のことに関しては、占星術とは違い、科学的根拠や倫理や道徳がなくてはならない分野ではないでしょうか。だから医師がいて免許制度があるわけですよね。

ましてや、今は感染症の拡大防止で、専門機関に携わらない者が健康関係について発言することに対しては自らよく考えて発言していく必要があるということを念押しをされているかのような流れが続いてきました。

西洋占星術においても、病気や身体、健康という分野については、明確な根拠がとりにくいという事実があると思います。

それは、医療関係者のように常日ごろから他者の体に携わるような実務や患者の経過を追える日々を、一般の占星術家がまず送ることができないということもありますし

鑑定者から結果や経緯の報告を数多く受けない限りは、一般鑑定の占術家では、安易に話すことができない分野だと思います。

医療関係者や身体に携わる専門でない人間が、もしも根拠をとっているのなら、その結果の個人情報はどこからとっているものなのかとも疑うべきです。

 

「星読みから分かる」という言葉で、どれだけの根拠や研究成果の実績から、身体のことについて述べているのか?というのは

具体的な研究人数の実績や医療や身体の実務に日々関わる略歴を明確に記述していない人間が述べていることに対して疑問に思うことは

占星術に携わっていない人であっても一般論として冷静に考えることができることではないでしょうか。

科学根拠や倫理が必要な分野に対して、占術家が安易に他人の健康について述べたり、見過ごされてきたまま問題意識をもっていないことが私は理解し難いです。

 

ましてや、人の死や死期については憶測で述べることでもありません。

占いや占術家という職業や占星術というのは、まず医療ではありませんし科学的な根拠もありません。

身体が不調ならば医療機関に相談し尋ねるべきことです。

ホロスコープについては、よほどの長年の経験値だとか分析成果がなければ身体とホロスコープの関係については安易に述べることはできないことだと思います。(ちなみに私は、各自のホロスコープと身体との関係や状況を述べられるだけの、そこまでの経験値や根拠はありませんから、だからお答えしていません)

占星術において、身体のことについて話をする場合は、長年の研究成果実績や翻訳実績のある方達が言うのならまだ分かりますし

また、今後においては医療や常日ごろから顧客の身体の経過に携われる人達が、研究をしていくということは理解できます。

むしろ、そういう人達しか具体的な成果や根拠について述べることができないことだとも思います。

 

それらの実績もない上に、ましてやアスペクトの理解がよく理解しているともとれない場合や、身体関係の専門の実務経験もない人間が

占星術や星読みという言葉を使って、他者の身体や健康関係のことについて分かると述べることについては、専門性の立場が全く違うのではないかと思います。

昔は占いで済まされてきたかもしれませんが、今は社会問題につながります。

※もしも、占術家として多種の、かつ長年の占術の技術があるのであれば、各占術や長年やってきた占術でも根拠がとれるはずだと思いますが

「占星術や星読みから分かる」と知識理解が浅い分野に対して限定して身体について述べる人がなぜいるのか?という点について、なさんもそういった理由について考えてほしいと思います。(そういう人に限って、星など読んでいないと私は思います)

 

以前は、占い感覚で、あなたは〇〇が弱いから注意してねと簡単に言えたかもしれませんが、今の時代だと社会問題になった流れもあることから

医療や身体の専門機関で実務を行っていない人間や、身体関係の資格もない人間が、科学的根拠のないものから人の体や健康関係について

安易に述べることについては、自らの専門の立場を考え、自覚し注意を払えることではないでしょうか。

また、それらについて昔の感覚のままでリテラシーが低い場合は、社会に対する問題意識や、記述したサイト全体の評価や運営側の品質を下げるということや、占星術家という全体の価値すらも下げていくことでもあり

「全体」を理解していない証拠なのですから、「星読みから分かる」と安易に名乗るのにふさわしいとも思いません。

年長者には言い難いものがあるかもしれませんが、教える側というのも理解を促すことは必要なことではないでしょうか。

ただし、通常は、学んでいく過程のなかで様々な先生が話す言葉から理解をしていけるものですし、長年の経験を通じても、もしも、そういう先生方に出会えていない場合は残念なことではないでしょうか。

SNS時代は、人脈ある先生や何も言わずに自由にさせてくれる講師に出会えたことが素晴らしくて価値があると思っている方達も多いものですが

長年、占術を学び、生きてきたにも関わらず、上記を、教えてくれる先生達や気づかせてもらえる先生に出会えていない場合のほうが先生に恵まれておらず残念なことではないかなと思います。(先生達はきちんと言っていても、本人が見栄はりで他者の話を聞きいれていない性質の場合もある)

今や、情報重視ジプシーや知識ジプシーが増えている昨今。アプリで出した方位で、こっちの方向がいいよと答える占術家もいます。

自分で分析などしていないということですし、なんとでも言えてしまうのが占術の世界です。

各天体の逆行象意をずらっと記載しては、逆行を知っていますと胸を張り、けれど実は逆行現象についてはよく分かっていないため、最後に「逆行は気を付けてくださいね」と締めくくる占術家にはならないようにご留意ください。

そういう人達に教えた先生は発信のために占術知識と情報をただとられているだけであって、占星術や各占術の本質を理解する生徒に恵まれずかわいそうですね。

>西洋占星術 基礎総合講座 全6回

西洋占星術 基礎総合講座 全6回

占星術の基礎知識である 星座(サイン)、ハウス、天体 角度(アスペクト)の意味を総合的に 学んでいく少人数制のレッスンです。