占いという名の鑑定結果のコピペ(模倣)

2020年8月4日に水瓶座満月をむかえました。この水瓶座満月は天王星からの葛藤配置が著しいため、様々な象意で現象化することが分かりやすいでしょう。

海王星と金星の90度のアスペクトがあるため、この水瓶座満月のタイミングで「形で来たか。やっと。」「こうきたか」という具体的な形で時間をかけてきたものが思いもよらぬ形態で完成がもたらされてくるものがでてきやすいでしょう。

満月と90度、Tスクエアが重なった「達成」の現象は分かりやすい満月になるかと思います。しかしながらその達成自体がプロセスだという一時の経過であることもどこか分かりやすいものがあります。

アスペクトや象意で達成は示すが今の時点では本来の達成ではないということがあるでしょう。

 

また、ここまで細かく学んできた何かの高度な専門性や学術、占星術等もいったんの区切りをまずむかえるでしょう。さっき言ったように達成ではあるものの、経過が続くだろうことが分かりやすいです。

ここから先はチャートで見える部分ではなく表向きでは見えない部分を深めていくスタートへとも向かっていくともなるでしょう。

水星逆行の繰り返しの学びによって何度も見直してきた知識や経験してきた現象。

天体の作用を実感していくとアスペクトの知識も一つ一つ自主的に意味を調べていけるものだと思います。

アスペクトを調べるのがめんどくさいという人は本当に多いです。

アスペクトがよく分からないから、だから多くの人が単純解釈をすぐに求めるのではないでしょうか。そのほうが簡単だからです。

怠惰とか快楽というと、人はその言葉の象意からでは自分の現実を見直したり改善していくことがなかなかできないことのほうが圧倒的です。

「簡単だとかラク」だとかそういう行為は怠惰や快楽で月や金星なのではないでしょうか。

アスペクトの象意を調べないという行為も「ラク」ですよね。人に聞いたほうが「らくで簡単」です。それって言葉のキーワードで表現したら「怠惰」ではないでしょうか?

占星術はタロット等とは違い作用の根拠を考えていけるものです。どの象意で現象になるかは分かりません。しかしながら起きた現実を後から角度や象意と根拠づけできるものがあるのが占星術です。

しかし、その自分の現象を根拠づけをしない人や怠る人たちはたくさんいます。みんな占うことだとかそちらのほうが優先で自分の過去の現象や象意と角度の根拠づけの確認などほとんどしないのです。「めんどくさいから」ではないでしょうか。

角度とその現象を確認しないことというのは本当に占星術でしょうか?

チャート分析をめんどくさがらない素養や資質というのは占星術の必須事項なのですがインターネットが主流になると分からないことはアプリだとか検索すると一定の答えがみつかるため、考える力は今まで以上に低下していくのではないでしょうか。

ひどい場合はインターネットに書いてあることをそのまま他人の鑑定の回答にコピペをしている人すらみかけたこともあります。
(日本人のみならず外国の占術師すらも)

もっとひどい場合は他人に回答した答えと同じものを、まったく同じ内容をコピペし鑑定結果として送るという人もいました。

私は占う人からそれをされたことがあります。だからこそ言えるのです。

アスペクトやオーブが分かるのなら、今の時代の「占い」というものがいかにいい加減か?ということだとかアプリやコンピューターなどで占い結果など簡単に創ることができるということです。

人間がやってもいい加減だし、機械がやってもいい加減です。自分自身の人生なのに自分のことではなく、それらに頼りきっていたり、信仰しすぎることはいかがなものかと私は思います。

それも機能という効率が生んだ占術の1つの欠陥という見方はできないでしょうか。機械は人の話を聞いたり洞察から考えることはできませんし、人間には人間で主観が入ります。

私は「占い」というものには、あまり共感はありません。「良いことだけをいいます」という占術師やそういった意見についてはなおさら共感しません。それは顧客のためというよりも陰の象意をただ占術側が言いたくないとか目を背けたいだけではないでしょうか。

隠されてしまうことなど山ほどあるからです。

そういった回答を真にうけて信じる人が多数いるというのは少し怖いことだと私は思うのですが時代や運営者はたいして何も思わないということも商業優先の時代からくることなのではないでしょうか。

天体暦だって同じです。天体暦を見ていると数値や天体の示す度数から時に何かに気がつくことがあります。

アプリは度数をだすことはできますが本を見て気がつくことができる「何か」は、その時にトランジットの影響を受けているから気がつけることなども出てくるのではないでしょうか。

占星術の学校にいったとしても天体暦について説明をしてくれるところなどほとんどないでしょう。

私も天体暦の「て」の字も知らないなかで棚にあった天体暦の表紙をみて、この本は占星術で必要なものの気がすると直感で分かったものですがアプリの時代では「アプリで全部調べられるため天体暦って必要ですか」と述べる人もいます。

そう思っている時点で占星術において天体暦が必要で重要だと思っていないわけなのですからアプリでよいのではないでしょうか?と私は思います。

アストロでも天体暦はだせますからそれを使ってみたらどうでしょう。「アプリでいいですよね?」という確認をする必要なんて何故あるのでしょう?

そういう人はアプリでいいのではないでしょうか。これからもっとアプリが進化されて開発されてくると思います。

最新のアプリを使ってみたらどうでしょうか?天体暦なんかより分かりやすくて表示も多くてたくさんの情報が得られるかもしれません、アプリなら。

もしも、アプリの情報がなかったら不安にすらなるかもしれませんよね。情報が減らないようにアプリを比較して無料のダウンロードをたくさんしてみるといいかもしれません。より細かくて詳しい情報が得られるように。

そういう人に限って天体暦で何かを自分で調べる必要のある人だったりしますが「何か」については自分で気がつくことだと思うので敢えて私は言いませんね。

占星術に限らず、何においても必要か不必要か?は自分で判断することだと思います。

象意というのはあくまでも一部分を切り取ったものです。

勉強すればするほどアスペクトの複雑な絡み具合を理解し、それを言葉にすることがなおさら難しく感じるようになったり関係性というのはそんなに単純なものではないなということも理解できます。

ですが、1つの答えを導きだそうとしたがる人は本当に増えているものです。

応用知識になればなるほど様々な視点から考えることは当然であって高度な領域に答えはないということも理解できます。

ですが、そのあたりについても逆に考えている人が非常に多く応用を知れば1つの答えが見つかると思っている人がとても多いものです。

占星術の本を読んだり知識をいれていくと同じ象意が別々の星座や天体で幾度となく出てくることが分かるかと思います。

そこに対して「この星座とこの星座は何が違うのですか?」「先生によって言うことが違う」「個人天体とサタ二アンはどちらが重要か?」といった質問等は考える力のただの低下の証拠だと私は思うのです。

私が学んだ当初や講義でもそんな質問をする生徒など一人もいませんでした。

何のために星座やハウスの順番、天体象意について知り、たくさんのキーワードがあることを学ぶのでしょうか?

枝にとらわれて本質を見失う人たちは本当に多いです。

占星術に限らず、どんな勉強でも先生の視点は人それぞれ異なるわけなので言うことなど違うことは当然です。

知識をインプットした段階では比較による違いをすぐさま理解をすることなどできません。

そもそもの象意や特徴がまずそれほど知識として入っていないからです。

時間を経過していくなかで、象意が徐々に分かり、それが知識となっていくということなのですが、どんな勉強も基本的には知った段階では理解まで至っていないことは当たり前のことです。

1日たったら忘れ、また知り、また忘れ、また知り、と、この過程を繰り返していくのが知識や成長ではないでしょうか。

どんな学術でも様々な研究者がおり様々な解釈があります。さらに占星術は現象が一人一人全く違いますから人の数だけの根拠だとか解釈があるものです。

さらに時間が進めば新しい見解がでてきて当然でもあります。

いくつもある解釈の中で、どの象意を考えてみるかどうかは学ぶ側が考える範疇です。そうやって知識が増えていくものではないでしょうか。

答えを早々に求めるのではなく、まず自分で考え、継続することです。

なぜ先生によって言うことが違うのか?とか、どこが違うのか?とか、どれが本当の解釈なのか?とか自分でその疑問を追ったことはあるでしょうか?

射手座の領域の学術というのは本質ではないということ

学術こそ正しいと思っている人は多いと思いますが学術は本質ではありません。

どういうことかというと占星術の一定の知識は確かにあったとしても知識や学術どおりにホロスコープの星が動いたりだとか、現象がでたりだとか、その人の人生が動くだとか、学術どおりにすべてが動くということはあり得ないということです。

本質ではないのに、人は学術で答えを1つに決めたがるのです。

先生に教えてもらうこととか、学校にいくことのそれ自体が「学ぶ」ということではありませんが教育ということももしかしたら機能の世界によって全く異なる解釈のほうに向かっていたのかもしれません。

私たちは小さい頃からその学びかたにそのまま流されていたのでしょう。

知識というのはあくまでも自主的に考え、知ろうとし、そういったものほど身につくものです。

学びたいことを積極的に自分から学ぶ時間と、授業があるからただ聞く時間ではどちらが身につく知識が多いかと考えてみると自主的な学習と受け身的な学習がどう異なるか分かりやすいかもしれません。

人から聞いた答えというのは結局すぐに忘れて何の成長もないことが多いものです。そしてまた同じ質問やパターンを繰り返すものではないでしょうか。

水瓶座の象意の自立とは

水瓶座の象意の自立とは経済的な自立だけを意味するものではありません。

自分で考えて考えぬく精神の自立も意味します。考える力というのは、一方の方向から考えることでは身につきませんよね。

最低でも2つ以上の答えがまずあると何度論じても人はなぜか一つの答えを出したがるのです。

占星術でも同様です。なぜか人はホロスコープに対して1つの答えを出したがる。

象意は1つではないということをいくつものキーワードで学んでいるのにです。

木星は12年に1度の大幸運と解釈され、太陽よりも月のほうが優先され重要だと述べられることに対し、そこに誰も異を述べないというのが今の占いや占星術なのではないでしょうか。(本来は心理ツールでも自己理解ツールでもないのでしょう。ただの自然原理にすぎません)

12年に1度の大幸運って毎回いつも聞くのですが、その大幸運と言われたときに、たいして何もなかったけどなと思うことってないでしょうか。

もしも月が太陽よりも重要視されるのなら根本が怠惰やコピーの世界になることと同じではないでしょうか。

月を異様に信仰している人よりも月の「何も生み出せない」という感覚や実感が自分で得られ納得している人のほうが天体と自分自身を客観視できている人だと私は思っています。

太陽の象意に飽きた人たちや太陽の大変さを行いたくない人たちがただただ流行りの情報に流されているだけではないでしょうか。

月は現象化においては高次ですが自発的に何も生み出せず模倣しかしないという点では非常に低次です。

本当に大事なのは占い的な予言というよりもホロスコープ上のチャートがどのようにどうしてその現象になったのか?を知り、天体作用があるということを一人一人が確認をしていくまでがとても大事なことだと思いますが予言や占い的象意にとらわれ、自分自身の出来事とアスペクトの解釈をそこまで調べる人は実際にはあまりいません。

占星術に実はそこまで関心がないからアスペクトを本で調べないのではないか?と私は思うのです。

だから相性がおもしろおかしくゲームのように単体で語られているのではないでしょうか。

他者からあまりにも嫌なことをされたりだとか他者との壮絶な経験や体験を強いられてきている人は相性図から現実の現象を一致させてきている場合が多く、関係性には注意を払っていくため相性をおもしろおかしく語ることはおそらくないでしょう。

関係性で壮絶な体験をしている人は月や金星の相性がどうだとか相性だけの単純な話にはならないからです。

興味関心があるものは自主的に勉強できるものであること

興味があるものというのは自分で自主的に自然に調べ復習していくものですし興味がそこまでないものはまずそこまで調べないですし自ら勉強しないものです。

そういう本当の自分自身がはっきり分かる満月になるのではないでしょうか。

水瓶座が示す好きなものとか、興味があるものというのは趣味や流行は指しません。

風の星座であるからこそ自分自身で調べ取り組めるものだと思います。

 

コピペした鑑定結果を顧客に知らん顔で送る占い師。

鑑定結果をコピペする占い師を育てた先生は一生懸命教えただろうに本当にかわいそうなものだと思います。

教えた生徒はそうならないことを祈りますが怠惰や月の模倣の性質やその人の星の使いかたや自制できるかしだいなのではないでしょうか。

今や自分の好きなことを!とまるで他者のことや社会の常識など何も考えなくてもいいような言葉が流行っていますが、自分で自分を自制していく力というのはやぎ座という星座に土星が戻ることや山羊座の木星も教えてくれているはずです。

集団性が苦手なことや自分で集団性を乱すことを自覚しているのなら集団を選ばぬことだと思います。

集団性の理解や集団管理の必要な人は集団のなかでの様々な理解を促されている経過となっているでしょう。

月を異様に持ち上げる人がいますが、月の主たる性質は「模倣」すなわち現代の言葉でいうならコピーであり冷静に月を考えるといいとは思います。

(が、月を重視しようが、それはそれを信じているご自身の信仰の判断だと思います。「信仰は自由」です。月の信仰の強いかたは、講師の見解とあまりにも異なるためレッスンが合わない可能性があります。その場合は月を主体に考える講師に占星術を教わったほうがいいでしょう。当ラボは月を主体にはおいていません)

 

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西洋占星術 基礎総合講座 全6回

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