オリンピックあたりから世の事象がかなり濃厚な感じがいたしますが、みなさま如何お過ごしでしょうか。
木星が魚座入りしていますから、世の流れとして「かわいそう、、、」と思う事象が多くなりやすいです。
どういうことを「かわいそう」と思うのか、それらでも自分自身の考え方が理解しやすいかもしれませんし
同情と慈悲の違いを調べてみるなども海王星の意図かもしれません。
大学というよりも、中学あたりのやり直し教育(国語と社会)はないものだろうか?と
ニュースを見ては義務教育で勉強してきたことがいかに身になっていないかを痛感いたしますが
Eテレの高校講座を見ることにいたしまして、外から来る事象によって
様々な分野の基礎を理解する日々ですが、双子座上弦らしいかなとも思います。
どうでもいい前置きを少々
ロシアの大統領はなんだか蠍要素が入っていそうだわと思いまして
配置を調べてみると確かに蠍天体はございまして
さらに昔、スパイだったようなので仕事がスパイというのはこういう配置なのかと
とても納得いたしました。
たった5年ほどで副市長から大統領に昇りつめているので異例の速さの昇り方にびっくりいたしますが
冥王星と木星が90度を作っているので、いったん目覚めてしまうと最高権力への意思は
かなり強いだろうと考えます。相当な社交上手なようにも思いますが、妄想も激しい配置でもあり
この配置だと、嘘も言うかと思われるコンジャンクションをお持ちです。
ただ、生真面目なところも強そうですし、厳格にならざるを得ないことが
外から来てしまうのだろうなとも。
厳格かと思うと、突然、例外を認めたりと、人格や真意は見えにくいものもあるでしょう。
社会問題になりそうなことも身の回りに頻繁に起きてきやすいネイタルではありますが
天王星が調停しているので、なので元米国大統領とは合うのかもしれませんし
仲介するのは常識を謳う人ではなく天王星的な人ではないかなと思います。
私が思うにロシアの芸術文化や科学教育の推進、身を隠して女性を支援する、
社会問題を改善するなどで活かしたほうが
精神的才能や国の可能性は遥かに向上するような気もいたしますが
私のもとへは「ジョバンニの島」という日本とロシアについて語られたアニメが外から来ましたため
今の所は宮沢賢治の銀河鉄道の夜が穏やかに仲介してくれた模様です。
それにしても外から来るものが、かなり難しいので調べる手間があるものが多いですし
魚座太陽期なので、今の時点では目的も不明瞭で、よく分からないけれども
とりあえずインプットしておくというものが多いですが、知らないことが多すぎるので勉強にはなります。
オリンピックも知らないことが知れた印象ですが、世が涙に同調的だったのに対し
逆の意見を見つけるほうが最初は大変でしたが、数日経つとチョロチョロと冷静な意見が
出てくるのだなと思いました。
ズルを犯すのは決して検査官だけとは言い難いような常態化を思うので
スポーツに早く科学やAIが導入されて厳格化してほしいと思います。
公平と平等って星座が違いますから、「公平」という言葉が頻繁に言われ続ける限り
世はまだ水瓶座ではないなと思うばかりです。
双子座上弦から乙女座満月へ向けて
さて、毎回、長々とした、人によってはどうでもいい前置きですが
3月は春分を控えているので流れの大きな変わり目になります。
春分が21日の深夜、その直前の18日の夕方に乙女座満月です。
10日の双子座上弦で仕事と私生活のルーティーンを示す配置があり
年間を通してルーティーンが強調されてきます。
双子座上弦、乙女座満月が続き、どちらの星座の支配星も「水星」です。
双子座だとコミュニケーションや情報、商業、基礎知識などを表し
乙女座だと実務、工夫、計画、雇用、分析、健康管理というところなどが象徴として出やすいでしょう。
双子座の上弦で水星がノーアスペクトととる場合もあるでしょうが
私はマイナーアスペクトも踏まえていくのでノーアスペクトとはとりませんでした。
また、ルーティーンは少々退屈かもしれませんが健全といえば健全かもしれません。
ただし、春分図と双子座上弦では月のサインと度数、ハウスが違いますから
同じルーティーンでも春分以降は視野の意味合いが少し異なってくるでしょう。
18日の乙女座満月では、チャートをぱっと見るだけでは一見、分かりにくいのですが
ドラゴンヘッドを含んだカイトが形成されます。
配置に驚き、一人でかなり盛り上がっておりますが
どうすごいのか?というとヘッドに海王星と冥王星が関わるので
かなり難しい環境下に置かれて工夫する必要があり、そういった難しさがあるにも関わらず
比較的、人や状況に恵まれているということを表してくるでしょう。
18日近辺で進むことがあればご自身のネイタルのドラゴンヘッドに関わることでもありそうです。
自国と他国との関わり方などについても、進展することなども考えられるでしょう。
また、月に対して180度が形成されるのが7ハウスであり、進むならば「人」、
一時停止するのも「人」しだいです。
努力に対する結果というよりも、対相する「人」が結果になります。
これは10日の双子座上弦の時点で、エリスと天王星が7ハウスに入ってくるので
アサインされる人が前もって強制的である流れが作られていきます。
ネイタル上の天体や感受点が乙女座満月でカイトを形成する天体と関わるのであれば
さらに意義深い乙女座満月になるでしょう。
何かと細かい実務を強いられて大変だった人も沢山いたのでは?とも思いますので
乙女座満月でいったん完成です。お疲れさまでしたという印象です。
私は次から次へと書類、書類、書類の怒涛の書類の嵐でした。
アセンダントで変わったことをする人なども出てくるので
とにかく、結果は努力というわけでもなさそうで「人」しだいなところが
かなり強調されてくるとも言えるでしょう。
土星と天王星の90度がまだ組まれていきますから
努力してきたことは0になりやすい状況はまだまだ続きますので
いつリセットが起きてもおかしくありません。
乙女座の満月は28度で、オポジションを組んでいるので、出来事や環境などに対しては
批判や論理なども生まれる可能性が高く、その詳細な細部を自分の中に溜め込んでいくか
もしくは、戦略を押し進めてしまうというところもでてきやすいでしょう。
推し進めた場合、後戻りはできないものになります。
個性が露になりやすいですが細部を溜める、実務を推し進めるなどがいいかもしれません。
乙女座なので口で言って押し出してしまう確率も高そうですが
乙女座のいい所は実務能力の高さと細やかさなので
現実的で具体的な実行力で進めていったほうがいいでしょう。
環境に非常に恵まれやすい配置ですし、カイトが作られる以上、調停が複数入りますから
助けられるところも出てくるかもしれません。
ヘッドの調停でカイトになるというのも、めずらしいなと思いましたので
現世において非常に発展的な関係性の人に助けられるようなものです。
ただし、このヘッドも皮肉的に出るときもあるので、春分図のリリスと合わせながら
経過を追わないと何とも言えません。
以前のカイトの経過から考えると、カイトの恵まれかたは、この満月の時だけとは限らず
長らく続きやすいのもトランジットのカイトの出方でもありました。
冥王星の調停はめずらしいものではないのですが、乙女座満月はカリスマ的な人と
現世で出会いたかった人とも言うべきヘッドの両方が調停で入るわけですから
かなり貴重な配置だと思います。
そのかわり、図形というのは、悪くいうならば環境の駒にすぎないので
恵まれた環境のいいなりといいますか、その環境だから、相手がその人だから
このエリアだから、この国だから等で成り立っているにすぎないなどもあるでしょう。
個人的にはグランドトラインよりもカイトのほうが緊張感や変化、応用力があっていいかと思います。
競争が強調されてきますが、集団競技の中での違反はご法度です。(とはいえ、地球全体が1つの集団)
それらによって落差も象徴されてくるMCです。
長く続けている仕事の方向性も変わりやすく、修正ややり直し、変更が多いですが
天王星と土星がオーブを外してきているので、厳格さが以前よりも
多少は緩和されていくような時期でもあります。
なので他国との関係性や、対人関係でも進むものがあるかもしれません。
気になることがあるとしたらリリスです。
占術によってはリリスが良い象意でとられることがありますが
占星術で考えるとリリスは遠地点です。
実現するか否かは、このリリスも1要素だと考えると春分図では7ハウスにリリスが入り
アセンダントと180度、月が調停してくるので、おそらく月の流れで
このリリスの遠地点の意味がしだいに分かってくるともなりそうな気もしなくありません。
リリスの結果を追う価値はあるかなとも思うので、年間、リリスのプロセスに注目してみたいところです。
あと、オリンピックで「ぎりぎり」が象徴されてきましたが、春分図に示されていました。
そもそも、スポーツのルールや国際大会をグレーゾーンが常態化した意識で考えていること自体
私はどうかと思いましたが、年間の中で「ぎりぎり」は注意したほうがよく
ぎりぎりのところで、何かが外からやってきて、結果や心情が丸ごとひっくり返ります。
ぎりぎりの所で変更を要されるとか、ひやひやすることが度々、起こりやすいです。
このひやひやは突然、崖っぷちに立たされるようなものです。
なので、「ぎりぎり」には注意したほうがいいでしょう。
前もって確認する、前もって準備をしておくなど、余裕をもっておいたほうがいいというのが
アスペクトから明確です。余裕をもっておいたとしても「ぎりぎり」のところで
大事な何かに気がついたり、変更やリセットは起きてきます。確認が重要です。
10日の双子座上弦ならば人の話やアプリの中の人の話、ニュース、流行、人気の人、口コミ、
若い主婦の話などを頼りにして物事を判断しそうな配置でもありますが
書物や古典を参考にする象意が入ってくるので、人の話で決めていくというよりも
書面や文書、書物や文字、基礎知識を用いて自分でじっくり取り組んでいくというほうが
いいようにも思います。
ルーティンや地味な取り組みが続きそうな配置ですが
時おり、「ぎりぎり」によって、安心や視野を年間を通じて脅かされますのでご注意を。
冥王星からこれまでの視野をひっくり返されるようなものが入ります。
ただ、私が思うには、「ぎりぎり」は太陽に対して直に象徴されてきているわけではないので
もし、ひっくり返されるものがあれば、私的要素や私利や私欲が強すぎるとか
公に対して修正が必要だとか、ひっくり返されるものは「月」であるということが確認できると思うのです。
例えば、私はランドセルの寄付や補助への価値観を
「ランドセルって、いる?」というたった一言に考えをひっくり返されましたが
寄付やお金、現物で差別や貧困を解決していこうとするよりも
本当は環境を改革したほうが長続きする環境ではなかろうか、、とも思いますが
世はまだ山羊座で歯がたたぬことも多いですし、「公平」という言葉が溢れるかぎり
水瓶座にはほど遠いようにも思いますので、ランドセルの寄付や補助は
ひっくり返されるとは言い難く、公平の象徴として続くかもしれません。
物価の値上がりも牡牛座にドラゴンヘッドが入りましたので致し方ない気もいたします。