アスペクトに吉凶はありますか

アスペクトに吉凶はありますか?

占星術のなかでも最も理解に時間がかかり、最も読解を組み合わせるのが難しいものがアスペクトです。

アスペクトとは2つの対象を結んだ角度の座相です。

アスペクトに吉凶の象意はあるか?

ハードアスペクトをすぐさま=「悪い」と解釈する人も多いのですが、ハードアスペクトに「悪い」という象意はそもそもありません。

吉凶の具体的象意があるのは天体です。また、天体吉凶も分野によって吉凶象意が変わります。

アスペクトに吉凶の象意自体はありません。

天体には吉凶象意がありますが吉星だったら吉の象意で現象化するかといったらそうなりません。

みんな平等に吉星はもっているのに、みんながみんな吉の現象になっているか??と考えれば分かりやすいのではないでしょうか。

現象は本人が選択してきたことで現象化しますが、選択が常に本人の意思であるとも限りません。

アスペクトとはナンですか?

アスペクトとは具体的に何ですか?と言われたら、これも先生によって言いかたとか解説は異なるでしょう。

私はアスペクト=行動だという見解を採用しています。なぜなら、私が占星術を知る前にアスペクトどおりの行動をしていたからです。

その時は占星術を知らなかったわけですから無意識かつ無自覚です。アスペクトどおりに自分自身で手を動かし、アスペクトどおりに足を動かしていたということになります。

生まれたときのアスペクトを変えることはできません。しかし、アスペクトが行動を示すならば行動は変えられる部分がでてきます。

どうやったら変えられるか?ということですが、天体の象意にはまず多数の象意があるわけなので今まで自分が使っていた象意を改めたいという場合はその象意で使うことをやめて、これまでとは異なる象意=自分が改善したい象意のほうで使っていくということが可能であるということです。

それ以外の方法なら、移住や住む場所を変えてトランジットでハウスを変えていくという方法もあるでしょうが、どこまでそこに有効性があるかどうかについては確証はとれないと思うといいでしょう。場所を変えるわけですから外的環境を変えていくということです。

外的環境の変化も実は星の意図のままと考えるのなら、根本は出生時のネイタルチャートからはズレていないのではないかとも思います。

外的環境や内的動機は変えることができても本来の性質自体へ結局はまた戻るということです。だったらその本来の性質から反れずに外的環境を選ぶということには多少の有効性はでてくるのではないでしょうか。

自分の性質理解をして、自分の性質が最も活かしやすい象意を選んでいくほうが、どの場所に移動したとしても通用する生きやすい改善方法だということです。

「性質に合わないものを選んでいたらいつまでたっても生きにくい」のは占星術を使わなくても理解できることだと思います。

たとえば、1つの場所にじっとしていることができない活動星座の性質が強いとか、新しい変化を好む象意で天王星が強調されてくるのなら、ワンパターンの物事やいつも同じ場所、同じ空間で同じことをするといった変化のないことをずっとしていると、やがて天王星が発動して強制的に変化の内的動機が生じてくることは予め予測がつくということです。

自分がどういう性質なのか?ということを星座象意で読むというところが占星術の特徴です。特徴をもった10天体が、それぞれどの天体と関わり、どんな行動をとっていくのか?という行動特性がアスペクトです。

住む場所を変えたとしても活動的な性質は変わることはないでしょうし、ワンパターンは好む好まないといったもともと備わった性質は、外的環境を変えようがそこまで変わらない性質です。

後天努力で変えようとしてもいずれは本来のものに戻る性質だと私は思っています。

自分の持っている性質を知り、本来は自由に動き回りたい性質なのに、生活のためだからという理由でワンパターンのことを行っていく仕事とか生活を毎回選んでいるのなら、職を転々としたりどこかでその欲求の反動がでるというのは当然です。

自分の本来の性質を知らないで「私は長く仕事を続けることができない、、、、」と悩むのであれば「もともと同じ仕事を続けることは飽きてしまい不向きである」という性質やアスペクトを知れば、変化に見合った仕事を選べば欲求は果たされているので反動が抑えらえていくということです。

本来、性質というのは「どういう風に活かすのか」まで考えたほうがいいと思いますが、性質の分析テストなどでは性質分析までが分析結果であって、だったらどうすればいいか?というところまではなかなか実感できないものです。

アスペクトで分かることというのは行動特性が分かるので、どういうスタイルなら私は継続できるか?について自分で理解をしていくことができます。

 

ソフトアスペクトについては「継続できる行動」だと思うといいでしょう。他の人には継続ができないけれども、その人だけがソフトアスペクトの行動をずっと継続できるということです。

ただし、最初の話しに戻すのなら、ソフトアスペクトを「良い」とはとりません。どの象意を選ぶのかによって継続する中身が異なるからです。

法を超える象意で使うのならその象意をずっと継続するということです。不倫などに置き換えて考えると分かりやすいでしょう。

ハードアスペクトの象意とは?

ハードアスペクトの行動はどんなものがあるかというと推進とか切り替える行動とか遠まわりの行動をするとか、天体象意や外的要因と関わりながらの行動が示されてもきます。

ハードアスペクトの角度によって象意が異なります。

また、ハードアスペクトの象意としては「困難」や「障害」「葛藤」という象意が多いのも事実です。

それらの言葉のイメージから良いイメージを抱きやすいとはたしかに言えません。さらにその象意のままの現象も確かに発生するため、だから多くがハードアスペクト=悪いという風にとらえられていくのかもしれません。

けれど、ハードアスペクトの象意は「悪い」とか「凶」いう象意なのではなく「困難」「障害」「緊張」「葛藤」という具体的な象意があります。

その象意に伴った現象がでやすいのですが「困難」=「凶」でもないですし、「葛藤」=「悪い」ではないですよね。

困難がなければ努力をしなくなるという風にもなりますし挑戦意欲や目的意識もあまりでてこないともなりやすいです。それは良いとか悪いとかといった評価にはなりません。考え方にもよるからです。

ハードアスペクトがないと突破力に欠ける面などもでてきます。

 

ハードアスペクトがチャート内に多く、ハードな象意に伴った現象が多いのならソフトアスペクトだらけの人がうらやましくなるかもしれませんがネイタルチャートは変えることはできません。

その配置を「凶」と「悪い」ととらえようが自分自身でどうにかこうにかそのホロスコープで対処をしていくしかないのです。

ホロスコープを占い的に使ってしまうと、その配置をただ見ているだけで今までの自分と何も行動を変えないともなりやすいのですが

アスペクト=行動であるというところを今一度考えてほしいものです。

 

ホロスコープ自体を変えることはできませんが、象意を変えて行動することは可能ということです。

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